あの頃 夢見てたものは何だろう

  ただ 愛してほしかった

  ただ それだけだった


  遠かったよ

  辛くて 時に道に迷ったよ

  ねぇ、ボクは今 幸せだよね?  


















  『愛してる』


  カタチなんてない その言葉に
 
  ボクは何よりも救われていたんだ 

















 
  これからは一人で歩いていこう

  そしたらいつか あなたに出会えるかな

  あなたのように 愛せる人に   
















    
  歩けなくなって
 
  前が見えなくても

  とりあえず 前に進んでいこう

  転がってでも 前に進んでいこう

  ボクの居場所を 探しに  

















    何が正しくて 何が悪いのか 

   わからない


   なんて言うのは嘘で

   ボクの罪をごまかす 嘘なんだ 

















  愛してる

  
  なんて言葉は

  君にとって 無意味なことだったんだね

















    いくつかの季節を経て

  君の声や 君のしぐさが遠くなる

  時に笑い 時に泣き 時にケンカし

  歩きつづけた この道で、今

  目を閉じれば 君の香りがした

  嗚呼、君は ここにいたんだね  

















  泣くのを堪えて 顔をあげたら気づいたんだ
  
  こんなにも空が 美しかったことを 

















  好き

  たった一言 伝えたい

  本当にあなたを 好きになったから 


















  君と会えない時間
  
  こんなにもせつないことを

  ボクは知らなかったんだ